2009年 12月 20日
温かいキノコのスープの香りのいいこと... |
そこから始まったゆるやかな時間...
明日香村の美味しい地下水を雪に見立てて作られた前菜には
バルサミコ酢がやさしくかかっていました。
レモン風味の雪だるまや試験管みたくに入ったさらさらと酸味のある
赤い土とはなにものでしょう もしかしてフランボワーズ?
異国で修行中のシェフがおばあちゃんから聞いたお話
昔、バルサミコ酢は 苺ができれば苺に
雪が降れば 雪にかけて食べたもんだよ...
楽しくてどれも不思議においしいです。
白子のソテーにはカニ風味のフラン
小さくて形よいクワイにはとろっとほろ苦いソース
トリュフにはサツマイモのスープ
熱々のフィルムを切ると中は牛肉と松茸のソテー
さらにトリュフの香りが添えられました
マッケローニってマカロニですよね
塩漬けの卵黄をトリュフのソースとともに
まるでブランデーをいただいているような濃厚なワインに心地よく酔わされて
ピンぼけなのがサワラです ウニのソースで
蝦夷子鹿のローストはやわらかくておいしいけれど
ちょっと心が...ごめんなさいね
松の実をトッピングしたやわらかいマカロンの食感をたとえれば麩のよう
小さくて可愛いゆず風味のドライドーナツ
冷たいスフレの中にはホワイトチョコレート 敷いたコーヒーとの相性もよく
あんぽ柿はさらにおしゃれ度を増して
冷たいアイスと一緒に食べるとおいしいですよと婿どのが教えてくれます
シェフが伝えたかったのはおもてなしの心につきるでしょうか
思いがけない婿どのからのご招待でした。
by shizumama0219
| 2009-12-20 21:34
| 日常