2007年 07月 18日
グラス・ハープ 。。。 草の竪琴 |
「 ティファニーで朝食を 」の原作者 トルーマン・カポーティの
自伝的小説を映画化したもの。
子供が成長する過程で、いい大人に出会うことは とても大切なこと。
大人社会からすれば変わり者であったり、付き合い難い相手だとしても
子供の視線は違う。
意外と本質を見抜いていることもある。
両親を早くに失くし遠縁に引き取られた内気な少年コリンは、その深い哀しみと
寂しさの中、様々な大人たちと触れ合うことで感受性豊かな少年へと成長していく。
自然の前では、大人もまた弱く小さな生き物たち。
ウ”ェリーナが導いてくれた樹の家は、何事にも縛られない自由な世界。
小さく輝いた日々は愛することも許すことも彼に教え、旅立ちへと導いてくれた。
草原を流れるのは風が奏でる草の竪琴の音。。
by shizumama0219
| 2007-07-18 09:43
| 映画と音楽