2007年 07月 25日
こんな熱い先生いるのかな! |
[ 行きずりの街 」 志水辰夫 著 ....日本冒険小説協会大賞 受賞
1990年度の日本ミステリー・ベスト1 の作品です。
サスペンスやミステリーはあまり読んでいないのですが、
以前に 彼の作品で 「 いまひとたびの 」 を読んで以来です。
昨日から読み始めて 今日は干したお布団を取り込むのをすっかり忘れていました。
オモシロカッタ。。。
過去に女生徒との恋愛がスキャンダルとなり、
都内の名門校を追放された元教師 波多野。
郷里で塾の講師をしている波多野は、失踪した教え子を探しに
再び 東京へ足を踏み入れた。
教え子の足取りを追ううちに 自分が以前 勤めていた学園の闇の部分、
しかも彼がなぜ 学園を去る羽目になったのか、真相が見え隠れしてくる。
誰が悪人か。。 誰を信じたらいいのか。。
深まる謎。。
愛した女性を傷つけ 守りきれなかった自責の念が 彼を踏み留まらせ、
女生徒を救いだす為に立ち向かう力となっていくのです。
恐怖、困難.....どんな事があっても今度は逃げない、絶対に諦めない。
何度でも、何度でも立ち上がる。。
途中から映画 ダイハードのブルース・ウィルスと重なってきちゃいました。
by shizumama0219
| 2007-07-25 21:52
| 読書