2007年 10月 20日
片袖の記憶。 |
子供の頃 仕立物の内職をしていた母は夜なべ仕事もよくしました。
眠くなって襖の向こうからもれる灯りを見ていた記憶があります。
片袖だけで終わると幽霊が出るのよ。。
そんなことを言いながら もう片袖も夜なべして縫っていました。
心配になって朝一番に見ると両袖の付いた着物が
出来上がっていてほっとしたものです。
時代は変って私は幽霊を見たことがないので片袖だけ付けて終わることも度々です。
子供の頃のそんな記憶を思い出しながら眠った日の明け方、 出ましたよ!
明け方の4時過ぎ 隣家との庭先で猫たちが大騒ぎを始めました。
まぁ 賑やかなこと。
201号室の住人は爆睡中で存じ上げなかったそうですが。
翌朝 主人が実に楽しそうに言うのです。
み助のお母さんと兄弟がやって来て、
『おーい! み助 元気かぁ。
何やってるねん、帰って来いよぉ!』
そう言って騒いでたんだよ、ですって。
そんな楽しい雰囲気ではありませんでした!
ご近所の話では、よく似たのらの親子がいて3匹いた子猫が
2匹になってるそうで、不足の一匹はうちのみ助のようですね。
by shizumama0219
| 2007-10-20 09:02
| 愛しい命