2011年 01月 17日
記憶...その歩みを止めてしまったら。 |
16年前のあの日午前5時46分主人と私は起きていました。
3人の子供たちを残して急いで出かける支度をしていました。
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ブロ友のわさびさんへのコメントから
あの日の朝、早朝に母からの連絡で父が救急病院に搬送されたと
電話がありました。
父は以前から糖尿病を患っていたのです。
主人と急いで支度をするなかで何故か私は中学生だった娘のお弁当を
作って行かなければと思ったのです。
こんな時に。。と主人に急かされながらお弁当を作り、
包み終えた時に地震がきたのです。
あの時すぐに飛び出していたら高速道路で被災していたでしょう。
子供達を残したまま自宅には帰れなかったでしょう。
後から聞いたのですが、父は救急治療室で医療器具が散乱する中で
息を吹き返したのですよ。
あの揺れが父を連れ戻したのでしょうか。
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記憶でしか語り継ぐことでしか...
風化して行くことを避けなければなりません。
ライフラインが途絶えたときなど
私たちが少しでも困らないように大切な事を教えてくれています。
わが家ではお風呂の水をいつも貯めておくようになりました。
by shizumama0219
| 2011-01-17 09:23
| 日常