2007年 11月 26日
少し山を越えて。 |
以前から古い着物をほどいて色々な作品を作っていましたが、
今月の初旬から今日まで作品作りに特に時間を費やしてきたため
ブログのアップも滞りがちでした。
ここに来てちょっと余裕が出てきましので作品のひとつを見て頂きたいと思います。
ポットカバーです。 ティーコゼーとも呼ぶのでしょうか。
男物の着物って使い道が多様で貴重です。
グレーだけでは寂しいかと思って可愛い柄の羽織の裏をボーダーで入れてみました。
ポットのつまみは羽織のひもです。
裏はこんな感じで童女が童と遊ぶかたわらで小鳥もいますね。
私の母が持っていた端切れを使いました。
母が持っている着物では見かけないので多分お仕立物の残り布でしょう。
つまみは同じ羽織のひもですが、一本のひもを半分に切り分けました。
裏はこんな模様です。
これは男物の裏に使われていましたが洗っても取れないシミもたくさんあって
使える箇所は少しです。
とても洒落た柄でいつか使いたいと思っていた古布です。
無地のひとつ紋の着物でしたが地色が好きです。
単調になるので裏はモダンな縞で決めてみました。
このつまみも羽織のひもです。
着物のリフォームは根底にもったいないという気持ちがあって
そのことが大きいと思いますが手を加えることで
もう一度生き返るように思うのです。
二人の娘がいるので私の物はほどけないので着物専門のアンティークショップで
買ったりまた友人からいただくこともあります。
友人へのお礼にはこんな小物をプレゼントする時もあります。
by shizumama0219
| 2007-11-26 16:25
| 手仕事