2008年 03月 21日
夜桜を眺めながら。 |
末娘が高校入学の記念に サクランボの苗木を買いました。
リビングの外 蓮の犬小屋にかぶるようにして咲く
満開のサクランボの花は室内からの明かりで夜もきれいです。
あの時 偶然にも末娘の入学式と私の父のお葬式が重なってしまい
どちらに出席するか難しい選択で娘は悩みました。
選択に迷った時は『どちらがより前向きだろうか』と考えるように育った娘は
入学式に出席しました。
娘にとってサクランボの木はおじいちゃんとも重なるのですが
今 社会人になって おじいちゃんに最後のお別れをしなかった事、
新しいクラスメートとの出会いを何よりも重視したことを
後になって少し悔やんでいたと話すのです。
娘にはちくっと心が痛むサクランボのようです。
今年 14才になる『ひな』は幼かった娘が懸命に守った命です。
ともに育ったのだと感慨ひとしおの夜でした。
by shizumama0219
| 2008-03-21 23:11
| 愛しい命